契約の日に出された宿題のうち,玄関ドアと屋根瓦について検討していきます。
【玄関ドア】
玄関ドアの「契約時の標準仕様」は,YKKのヴェナート(D3仕様)で,
ポケットキーとカードキーの併用タイプ。
契約前の打ち合わせで,
「カードキーだけのタイプもありますがどうされますか」
と聞かれたけど,ぼくの希望を通してポケットキー併用をお願いした。
カードキーは自動改札みたいに接触させることで解錠施錠されるもの。
ポケットキーは最近の自動車と一緒で身につけて入れば,
静電スイッチに触れるだけで解錠施錠ができる。
ポケットキーはいちいち取り出さなくていいのと,割れないのがメリット。
デメリットは玄関ドアの近くに置くと誰でもドアを解錠施錠できてしまうこと。
D3仕様というのは断熱枠+断熱パネルドア(42mm)+複層ガラスの仕様で
D4に落とすと枠がアルミになる。
D2にあげるとガラスがLow-e複層ガラスに,
断熱パネルドアの縁まで遮熱構造になる。
このへんは契約の前から予習していました(^^)
とくに打ち合わせはしていなかったけど,納得した上でのD3仕様。
選ぶのは「デザイン」と「カラー」
アクセントに赤や青の原色カラーもいいのですが,退色を考えるとNGかなと。
和にあうように格子系かなぁ。
あとびっくりしたのが価格。
カタログの定価だと40万円くらいするのに,
見積りだと客出し単価が15万円くらい・・・「商社」のパワーを感じる。
【屋根瓦】
いまどき,屋根材を瓦にするのは少数派なのかもしれないけど,
うちは夫婦とも昔ながらの家に育ったので,
波うった和瓦の家が好み。
ガルバリウム鋼板とか人工スレートとか,ありえない!
というスタンスなので高耐久でもある瓦にした。
工務店の取引先は,栄四郎瓦という三州瓦の会社。
このへんは事前に工務店がやってるゼミで聞いてたから
だいたい知ってたんだけどね。
三州瓦っていうと愛知県。
あと瓦で有名なのは島根の石州瓦。
岡山県だと島根の方が距離近いんだけど,輸送路が確立していないらしく
輸送コストが高いという理由で使ってないらしい。
だよね,山陰本線には貨物列車が走ってなかったもんね・・・
(今年は岡山・広島・山口の水害があったせいで,貨物運行が特別許可になって,
山陰本線で迂回輸送してるけど,それでも従来の1%しか輸送できてないらしいね)
担当者から瓦のカタログは4種類くらいもらったんだけど,
栄四郎瓦で,波うった瓦を選ぼうとしたら2種類しかなかった。
カパラスっという高級グレードの瓦と標準仕様のプラウドBB40Hyper-X
標準からカパラスにあげると約20万円うpらしい。
カパラスには「いぶし銀」があるけど,プラウドにはない。
話し合った結果,プラウドの「銀黒」にするということで結論が出た。
契約した工務店は,ローコスト住宅(笑)と違って
標準仕様でかなりいいものがついてるし,
ローコス(笑)ではオプションになるもの(網戸とか?)まで全部ついての値段。
釉薬を塗った瓦は,初期コストはガルバとか人工スレートよりは高いけど,
さびたり劣化したりでメンテする費用がないから30年で十分元が取れる。
ただし,防水シートも高耐久のものにしておかないとだめ。
安い防水シートだと15年で張替えとかなって意味ないので注意。
で,つぎの打ち合わせの日にち決めてないんだけどいいのかなぁ。
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