うちは地元の工務店にしました。
最初は大手住宅メーカーで考えてて,「工務店て(笑)」ぐらいのトーンだった。
いまとなっては何も分かってなかったんだと思う。
大手の方が信頼できるし,技術もあるでしょ,倒産しないし,
アフラーサービスもしっかりしているはず,
みたいな「イメージだけの何の裏付けもない思い込み」をしていた。
家のことを考え出したのが昨年の秋ごろ。
それまでは「社宅でいいじゃん,安いし」と考えていて,
「家は退職後でいいや」くらいにおもっていた。
というのも,県外に出ることはないものの,比較的転勤が多い仕事なので
どこかに家を建てても住めなきゃ意味ない,というのがあってあきらめていた。
それに,ぼくは長男で県北に広大な土地・田畑つきの実家があるので,
退職後は実家に帰らなきゃというのもあった。
だから,新築するにしても「30年後に実家の建て替えかな」くらいに
ぼんやり考えていた。
結婚した当時は,家族用の社宅にすんでいた。
3部屋に台所,トイレ風呂別といった典型的な間取りで十分足りていた。
妻は,大学が森林系の学科で,前職が工務店の事務職だったこともあり,
前の職場が建てていたみたいな「木の家を建てたい」という願望が強く,
ことあるごとに新築へのあこがれを語っていたが,
家を建てる気のないぼくに,いつも却下されていた。
転機は,子どもが生まれたことだった。
ベビーベッド,ダンボール箱入りのおむつのストック,
子どもの服を入れる衣装ケース,あふれかえるおもちゃ箱,
物が大量にふえた。
さらにハイハイやつかまり立ちができるようになると,
そこらじゅうの物を口に入れたり,テーブルの上のものをすべて落としたり,
テレビをバンバン叩く,リモコンやボタンを押しまくって家電の電源を落とす
などの暴挙にではじめた。
お子様の手の届くところに物が置けない。
これは結構問題だった。
居間や寝室に物を置いておけなくなった。
残りの1室は物置小屋と化した。
それに将来的には子どもは2人ほしいと考えている。
今の社宅で子ども2人?
小さいうちはいいとして,中学生とかになったらどうする?
勉強部屋,寝る部屋は?
しかも長男・長女だったらどうする?
ひとつづつ与えたとしてわれわれ夫婦の部屋は?
セックスレス確定??
みたいな考えに至り,やっぱり一戸建ているなぁ,とおもうようになった。
最近では家を建てたら,
なるべく家から通える範囲での異動にシフトしつつあるらしいし,
退職後は売ってしまえばいいのでは!?と考えるようになってから
急展開した。
とはいえ新築は高い。
中古物件とか建売も考えた。
妻の親友が2年ほど前に建売を買ったそうな。
スーモとか住宅情報あれこれ見た。
中古は,妻が嫌がった。
中古推しのぼくに遠慮してあまり意見しなかったが,言葉の端々で感じるのは
見ず知らずの人が使ってたお風呂とかトイレ,部屋,安い賃貸なら我慢するけど,
高いお金出してまで住みたくない,ということだった。
やはり,あこがれのマイホームは新築物件にかぎる。
注文住宅と建売住宅を並行して検討した。
結論としては注文住宅になった。
「いちから家をつくるおもしろさ」
決め手は,これに他なかった。
家を考えるようになって,住宅総合展示場に行くことになった。
妻が行こう行こうと誘い,あまり気が乗らなかったが見てみることにした。
知識としては,木造系の家か軽量鉄骨の家かという違いくらいだった。
うちは木造系で考えていたので,鉄骨は視野になかった。
長くなるので,大手住宅メーカーめぐりは次の記事で。
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