2018年9月20日木曜日

無垢床は踏んで選ぶ

無垢の床は,ついつい色とか木目の強弱っていう
ビジュアルの好みで選びがちだけど,それは間違い。

完成見学会とかモデルハウスの無垢床10棟以上歩いてわかった。
無垢床は,歩いて踏んで選ばないと。

実は樹種によって硬さ柔らかさが全くちがう。
硬い木は歩いてると足が疲れる。

なんか疲れるなーとおもったら,
オーク(ナラ)だったりタモ(アッシュ)だったりする。

大手メーカー見てたときは,見た目だけで,
「ブラックウォールナットいいなぁ」なんて言ってたけど,
本質を見れてなかったわ。

無垢じゃない合板フローリングならスリッパでいいけど,
せっかく無垢にして素足で生活するんなら,疲れないほうがいいなぁとおもう。

だから,やわらかめの樹種にしようとおもってる。

硬い順に,
ウォールナット,アッシュ,クリ,オーク,マホガニー,チーク,メープル,
サクラ,カバザクラ(バーチ),ボルドーパイン,カラマツ,チェリー,
パイン(松),ヒノキ,杉,桐
な感じ

他にもマニアックな樹種はたくさんある。
あるけど,会社によっては,床材としてラインナップされてないこともある。
国産ツガ(米栂はダメだよ),スプルース,モミ,アカシア,なんかもいいとおもう。

いまは,1Fを「ボルドーパイン」にして,
2Fを「メープルのユニ」にしようとおもってる。
ユニ(UNI)っていうのは,短い板を縦方向につなぎあわせて1本にしている無垢床材。
木のいいとこだけをカットしてつないでるからコストダウンになる。

それにメープルは,表面をウレタン塗装にしたら,
光の具合でキラキラと身分証明書のすかしホログラムのように光って綺麗。

契約の見積もりで入れてる無垢床は,樹種はよく分からんけど
18,500円/坪の客出し単価になってる。

床の打ち合わせが楽しみだワン。

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